文雅焼で
『ありのまま』を
創る。
「創りたいものを 創りたいときに 創りたいように創る」
自然が創りだす天然の模様、人が意図して作りだせないデザインに目を向け、
そのデザインを器に取り入れることに力を注いでいます。
目に飛び込んでくる鮮烈な赤。絶え間なく流れ続けるマグマの様なその赤は、
実際に熱を感じるかのような鮮やかさです。
『マグマが流れ出した』かのような細かな模様は、まさしく”自然な模様”です。
流木の木目を「たたら」で叩いて写し取る技法で創作。
天然木目で、料理を引き立てます。
木製に見えますが焼き物なので匂い移り・シミもありません。
自然の石、岩がモチーフのシリーズです。
ろくろは使わず、1つの土塊から周りを削り、中身を繰り出すことで創り出します。
全て手作りの為、同じ形のものは2つとありません。
普段使いの焼き物だけではなくアート作品も製作しています。
写真は壁掛け時計の作品です。
月、市松模様、アシンメトリー、木目など様々なデザインの時計を創っています。
似た物がないのが、武雄のいいところ
ではないでしょうか。
唐津の様で、有田の様で、伊万里の様で、
そのどれでもない。
武雄の窯元はバラバラで多種多様。
だから楽しいんだと思います。
1980年 佐賀県展入選
1989年 サージマリジス賞 受賞
1990年 ニューヨークジャパン大賞 受賞
1991年 国際芸術ニューヨーク展 国際芸術大賞受賞
1991年 ART SPEAK賞 受賞
2000年 九州山口陶磁展 入選